森製作所では、オーステナイト系ステンレス鋼、オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼 (二相系)、インコネルに耐摩耗性、耐エロ—ジョン、耐酸化等に優れた性能を有するステライト硬化肉盛り(コバルト合金)を酸素アセチレン法、TIG法により溶着・溶接施工が可能です。
長年培った溶着技術を駆使し熱源をコントロールし、ブローホール、ピンホール等切削面無欠陥の施工に取り組んでおります。
前加工図、最終機械加工図、製品形状図等を送付ください。
また台金の形状等もご相談承りますのでご連絡ください。
参考
酸素アセチレン法:台金の溶け込みが5%以下
TIG法:台金の溶け込みが25%と大きい為、多層溶接が必要
溶接棒の化学成分 | かたさHRC | ||||||||||||
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材質 | Co | Ni | Cr | W | Mo | Fe | C | Si | 他 | 酸素 アセチレン |
TIG | 被覆 アーク |
PTA |
ビシライトNo.1 | Bal | ≦3 | 30 | 12 | - | ≦3 | ≦2.5 | ≦2 | - | 54 | 53 | 46 | 54 |
ビシライトNo.6 | Bal | ≦3 | 28 | 4 | - | ≦3 | 1 | ≦2 | - | 44 | 43 | 37 | 40 |
ビシライトNo.12 | Bal | ≦3 | 29 | 8 | - | ≦3 | ≦1.35 | ≦2 | - | 48 | 47 | 40 | 47 |
上記硬度は参考値です